【朝礼は時代遅れ・ いらない・無駄】と思う方へ。本当に必要なのか調べてみた。

最近は、働き方の多様性でテレワークなど会社で仕事をしない方が増えています。

会社での朝礼も昔ほど盛んではありませんが、ある調査では、約半数ほどの会社で朝礼を実施していというデータもあるほどです。

しかし、現在でも朝礼をしている企業の社員さんの中には、

・朝礼が時代遅れ
・いらない
・無駄と感じている

 

と感じている方も多く、本当に朝礼って必要なの?と疑問に思うことは、痛いほど共感できます。

故にこの記事では、朝礼の効果、やらない時した時の差、メリット、デメリット、実際の声を紹介します。

この記事を読めば本当に必要か不要かわかります。

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否定的な声も多い朝礼

ある調査では、9割の社員が朝礼に対して否定的というデータがあります。

なぜ否定的な意見が多いのでしょうか?

否定的な意見の多くは、スピーチのネタを考えるのが苦痛だったり、朝礼の時間を業務に使いたい。

その他、ダラダラ話を聞いているのが苦痛だったりと感じています。

特に昨今では、テレワークをする方など働き方が多様になっており、フレックスタイム制なども導入されています。

その結果、同じ時間、同じ場所で集まって行う朝礼をすることに、疑問を抱くことはある意味当然のことです。

朝礼の効果はある?

朝礼は本当に効果があるのでしょうか?

朝礼に対して、否定的な意見が多いというデータを紹介しましたが、朝礼には4つの効果があります。

その4つとは、以下のような効果です。

情報共有ができる
社員教育ができる
仕事のモチベーションが上がる
社員の健康チェックができる

 

こちらの効果について、以下に詳細を説明していきます。

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① 情報共有

毎朝、今日のスケジュールや会社の動きを共有することで、どのように仕事を進めればいいのかが明確になります。

その結果、業務の生産性が上がります。

情報共有が無ければ、どう進めればいいのか分からずに、なんとなくで仕事をしてしまい、ミスや業務の進行の遅れに繋がります。

check情報が伝わらないことで、大赤字に直結することも!

② 社員教育

朝礼時に人前でスピーチや司会進行を行うことで、まず人前で話すことに慣れ、コミュニケーション能力が上がります。

また、相手に伝えるスピーチを行うことで、技術が自然と身につきます。

コミュニケーション力が上がることにより、チームで連携が必要な仕事で円滑に業務をこなすことができるようになります。

③ 仕事のモチベーションが上がる

朝礼時に、実績や直近の営業実績のトップを讃える時間を設けるなど、朝礼を有効に使う企業もあります。

こうした企業は、社員のモチベーションが高くなるような、社長や役職者のスピーチを積極的に行うのです。

その結果、1日の始まりに社員のモチベーションを上げることができます。

逆に、朝礼時に業績が低いことに対して怒ったり、したったりすると当事者の社員のモチベーションが低下するだけです。

周りの社員もとても嫌な気分になるため、朝礼時に起こったり、叱ったりするのは時代遅れな朝礼です。

checkモチベーションを下げる環境は、転職を考えるべきかも?

④ 健康管理チェックができる

朝礼では、みんなが同じ場所で顔を合わせます。

その際に、「今日はAさん元気がないな…」など、周りの変化に気づきやすいです。

変化に気づくことで、話しかけて様子を見ることもできますし、体調不良での事故を未然に防ぐこともできます。

今はオンラインで完結してしまうことも多いですが、対面での朝礼では社員の体調チェックができることも、朝礼のメリットと言えます。

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やらない時との差は?

朝礼をやらない時の差はどのようなものがあるのでしょうか?

上記で効果を紹介しましたが、やらない時の差は逆になることが多いです。

やらない時との差について、下記の3つをご紹介します。

情報共有が全体に伝わらない
社員教育の機会がへる
健康チェックができない

 

情報共有が全体に伝わらない

朝礼時に、直接全体に共有事項を伝えている会社は、朝礼がなくなってしまうことにより、的確な情報が伝わりません。

それによって、仕事の意思決定や意図を読み取ることが難しく、思わぬミスや事故が起こってしまいます。

情報が伝わらないことで、大きな損益に繋がることは、珍しいことではありません。

社員教育の機会が減る

普段の業務でも社員は成長しますが、特に若手社員だと与えられる仕事は簡単なものが多く受動的な仕事が多いです。

しかし、朝礼では人前で自分で考えたことをスピーチするため能動的な経験ができます。

スピーチで相手に正確に伝える能力、人前で話す度胸が身に付くため成長しやすい環境と言えます。

なので、社員教育場が減り成長速度が朝礼をするときと比べて遅くなります。

それにより、コミュニケーション力が必要な会社は業務が円滑に進められる、人材の成長を止めてしまいます。

健康チェックができない

コロナの関係もあり、健康チェックは特に重視される時代となりました。

集団での感染となれば会社に大きな損害に繋がりますし、何より本人の今後にも影響するかもしれません。

その他、工場の場合は体調不良が原因で、命を落としてしまう人もいますので、気づけるきっかけとなりえます。

続けることで身につくスキル

朝礼を続けることで、自然と身につくスキルもあります。

以下では、そちらについてご紹介していきます。

コミュニケーション能力が上がる

朝礼は会社によってさまざまですが、司会やスピーチする人を毎回替えて行うなどして、人前での会話する場面を作ることが可能です。

そのような朝礼だと、人前で話すスキルが身につきやすくコミュニケーション能力が向上します。

コミュニケーション能力がつくことによって、社内でのコミュニケーションが円滑になり連携が取りやすくなります。

さらに、相手に伝える能力も上がるため、社外の方にも円滑に対応ができるようになります。

オンオフの切り替えができる

朝出社して、すぐに仕事モードに入る方もいれば入れない方もいるかと思います。

出社して朝礼をすることで、意識が仕事に向きやすくなるため、仕事モードに入りやすくなります。

仕事モードに入れるため、目の前の仕事に集中することが可能となります。

朝礼のデメリット

朝礼は時代遅れ、いらない、無駄だと考える方も多いかと思います。

朝礼には下記の3つデメリットがあります。

疲れやストレスになる
時間がとられてしまう
話す内容がないと意味がない

 

上記の3つについて、どのようなデメリットなのか詳しく紹介します

疲れやストレスになる

会社によっては、毎日朝礼を行う会社や不定期に朝礼を行う会社があります。

不定期に行っている会社の場合、普段より早めに出社をし朝礼を行うため、普段のリズムと変わってしまいます。

これが、疲れやストレスを感じやすくなります。

また、朝礼によっては話を聞いているだけの無駄な朝礼も存在します。

話を聞いているがけの朝礼は、疲れやすくストレスになってしまいます。

時間がとられてしまう

基本的には就業前に朝礼が始まります。

繁忙期や業務が溜まっていると朝礼よりも、業務の消化や準備をしたいと思うことは、ある意味当然のことです。

そのような個人の都合とは関係なく朝礼は行うので、タイミングによっては業務の妨げになることもります。

その結果、朝礼はいらないと感じる人が多くなります。

また、校長先生のように長く無駄な朝礼をする方もいます。

これにより、いつもの朝礼時間より伸びてしまい、業務できる時間が短くなることもあります。

そのような朝礼は時代遅れともいえます。

話す内容がないと意味がない

朝礼を昔からしてるからと、会社の文化として毎日している会社さんもありますが、毎日話す内容があるとは限りません。

毎日朝礼をしていると中身のない朝礼になることは、よくあることです。

毎日行うことは、会社によってはデメリットになり社員さんの負担となります。

時代遅れ、いらない、無駄派に多い意見

以下に、時代遅れ、いらない、無駄派に多い朝礼の否定意見を紹介していきます。

ネガアルテくんA
ネガアルテくんA
揃って社訓やスローガン斉唱する朝礼は時代遅れ。非効率だろ。

中身のない朝礼を繰り返している場合、その通りかもしれません。

ネガアルテくんB
ネガアルテくんB
仕切っていたのは社長か専務で、10数人の社員が各々の目標を発表する形式。

 

時代錯誤も甚だしい。

 

今時、会社万歳で働いて業績なんて上がるわけない。

 

時間の無駄だなぁとずっと思っています。

目標をコミットする形式を朝礼に取り組むことで、モチベーションが下がってしまう、逆の効果となっています。

ネガアルテくんA
ネガアルテくんA
転職をして、毎日1人3分間のスピーチをしているのですが、とても昭和くさくて気持ちが悪いと感じた。

スピーチ内容にもよりますが、質が低いために無駄に感じているのかもしれません。

ネガアルテくんB
ネガアルテくんB
業務開始の15分前に朝礼があります。

 

朝礼の15分間は給料がもらえない会社です。

 

今時ブラックだなと感じます。

こちらは、不満が出て当然の条件だと感じます。

必要派に多い意見

今度は、朝礼が必要だと考える必要派に多い意見も紹介します。

ポジアルテくんA
ポジアルテくんA
集団における人間関係の絆「目に見えない心のつながり」を深めるために朝礼は必要。

 

万が一の災害等に団体として、集団行動が身につく。

 

「これをやっていない集団が勝手に行動して」惨事になった例がある。

目に見えない繋がりが役に立つことは、実際にあるようです。

ポジアルテくんB
ポジアルテくんB
朝礼をすることで、1日の始まりを感じます。

 

清々しく仕事が始められるので、朝礼はあった方がいいと思う。

まさに、朝礼がやる気スイッチになっている方の意見です。

ポジアルテくんA
ポジアルテくんA
コミュ障だった自分が話せるようになったのは、会社の朝礼で1分のスピーチを何回もしたおかげです。

 

何回もすることにより慣れてきたこともあり、少し上手く話せるようになりました。

芸人さんや有名人の方もそうですが、人まで話す機会が多いほど、コミュニケーション能力が高い方は多いです。

ポジアルテくんB
ポジアルテくんB
個人プレーの職場では不要だと思う。

 

でも、連携プレーが重要な職場では、朝にある程度の概要を説明するなど有効な時間になる。

流れ作業など、連携が必須となる業務では朝礼は役立つことが本当に多いです。

結論・まとめ

今回は朝礼が時代遅れでいらない、無駄と思う方に本当に必要なのかを調べてみました。

もちろん必要な会社もありますが、昔からのスタイルを頑なに続けているだけの場合、アップデートは必要です。

朝礼は内容によって、大きく効果をもたらすこともありますので、一概にいらないとは言えません。

ただし、朝礼をやる意味や内容に疑問を抱かず、ただやっているだけの朝礼はいらないとの声が出ることは、当然です。

また、ここまで読んでも朝礼が面倒だと思うあなたは、寡黙なタイプかもしれません。

診断方法については、「【寡黙な人って褒め言葉なの?】仕事や性格面での魅力8個」で確認できます。

スタッフのご紹介

大橋 美咲

[ プロフィール ]

大阪出身
製造業界経験3年
派遣業界に強い

[ 職務経歴 ]

採用マーケティングチーム
・Webディレクター
・Webライター
・原稿管理
・出稿管理など

 

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