残業60時間できついと思わない人。それ、ヤバいよヤバいよなワケ!

残業60時間働いている人の中には、きついと思わない人もいます。

ただ、長時間労働は心身ともに疲弊するため危険です。

残業60時間がきついと思われる理由が理解できれば、自分の状況が把握できます。

本記事は残業60時間がつらいと思わない人は、やばい理由を徹底解説します。

また、残業がきついときの改善方法やおすすめの転職エージェントを紹介していますので、参考にしてください。

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残業60時間は相当やばい

残業60時間きついと思わない人は危険です。

ここでは、残業60時間が当たり前は相当やばいことについて紹介してきます。

残業60時間働いている人の生活

残業60時間の人は、1日平均2.5~3時間残業です。

ただ、毎日3時間残業していると自由時間はほとんどありません。

例えば、下記の労働条件を仮定したとします。

往復通勤時間:1時間
就業時間:8:00~17:00(休憩1時間)
所定労働時間:8時間
残業時間:3時間

 

上記の条件では、3時間残業すると帰宅すると9時です。

帰宅してからお風呂やご飯などを済ませると10時になります。

それ以降が自由時間です。

もちろん、心身ともに疲弊していますので、すぐに寝てしまう人もいます。

残業60時間の人はほとんど自由時間が確保できません。

平均残業時間の2倍以上

残業60時間は、残業平均時間より2倍以上多いです。

Open Worksの調査結果によると、「2022年4月から6月」の企業全体の平均残業時間は25時間です。

データを元にすると、残業60時間は、企業全体の平均時間よりも2倍以上です。

1日に換算しても2時間も多く働いているため、企業の中でも働きすぎと言えるでしょう。

残業時間で働くのが辛い方は、「【もう働きたくない】あなたへ。心がグッと楽になる考え方とは?」を参考にしましょう。

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残業時間60時間は法律違反になる?

残業60時間は、法律違反になるのか気になる人もいるでしょう。

ここでは、残業60時間は法律違反になるのか解説していきます。

回数が重要

残業60時間は36協定を締結しても、法律違反になりません。

36協定は、「月45時間」「年間360時間」を超える残業は認められています

月45時間超える残業も年間6回までは問題ありません。

ただ、企業は36協定の特別条項の締結が必要です。

もし、月45時間残業が年間で月6回以上なら、法律違反になります。

残業60時間の人は、36協定が締結されているか確認しておきましょう。

みなし残業・サービス残業は?

企業によっては、みなし残業を採用しているところもあります。

みなし残業も36協定を締結しているため、月45時間以上の残業は年6回です。

残業代も月60時間を前提としたみなし残業は、法律上認められません

もし、残業60時間がみなし残業で支払われているなら注意してください。

また、サービス残業は「賃金未払い」扱いになるので企業は法律違反です。

残業60時間の人の中でサービス残業している人は、残業時間を記録し、未払いであることを弁護士などに相談しましょう。

残業代の計算方法

ここでは、残業60時間働いたときの残業代計算方法を紹介していきます。

残業が正しく支払われているか、確認するためにも知っておきましょう。

残業代の基本計算は下記の通りです。

時間外労働時間×1時間あたりの賃金×割増率=残業代

 

1時間あたりの賃金の計算方法は下記の通りです。

基本給÷月の平均所定労働時間=1時間あたりの賃金

 

法定労働時間を超えたときの割増率は「25%」です。

60時間を超えた場合、割増率は「50%」になります。

計算方法は、以下の通りです。

 残業代の計算例
基本給:20万円
月の平均所定労働時間:160時間
残業時間:60時間
休日出勤:なし

 

上記の方は、月給20万円の人が60時間残業すると、残業代は93,750円です。

 1時間あたりの賃金×20万円÷160時間=1,250円

 

残業代を知りたい方は、上記の計算式に当てはめて計算してみてください。

また、計算するのが面倒な人は計算アプリを活用してみてはいかがでしょうか。

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きついと思われる理由

ここでは、残業60時間がきついと思われる理由を紹介していきますので、参考にしてください。

プライベート時間がほとんどない

残業60時間は、プライベート時間がほとんどないため、きついです。

帰宅時間が遅いため、やりたいこともできません。

例えば、5時定時で3時間残業すると、仕事が終わるのが8時です。

帰宅するのに30分掛かると、家に着くのは8時半くらいになります。

それからお風呂やご飯など済ませて、自由時間が取れるのが、10時以降です。

心身ともに疲弊しているため、すぐに寝てしまう人もいます。

また、疲れているため、休日も夕方まで寝ている人も多いです。

そのため、プライベート時間はほとんどありません。

残業60時間のひとは、自分がやりたい時間が確保できないため、きついと言えます。

心身ともに大きな影響を与える

長時間労働は心身ともに大きな影響を与えます。

帰宅時間がおそいため、リフレッシュする時間もありません。

例えば、長時間労働だと、仕事量が多く、ストレスが溜まりやすいです。

帰宅時間が遅いため、ストレス解消する時間が確保できません。

また、睡眠時間も十分に取れず、心身ともに疲弊しているでしょう。

そのまま放置しておくと、うつなど大きな病気を発症するリスクが高くなります。

残業60時間は心身ともに大きな影響を与えるため、きついです。

モチベーションが維持できない

残業60時間の人は仕事のモチベーションが維持できません。

毎日3時間していると、心身ともに疲れるからです。

例えば、毎日3時間残業していると、休む暇がほとんどありません。

生活リズムが崩れたり、仕事量が多かったりすると精神的に消耗が激しいです。

リフレッシュもできないため、徐々にやる気が失われていきます。

仕事のモチベーションが低下すると、作業効率も悪いです。

ノルマが達成できなかったり、残業が増えたりするケースもあります。

仕事のモチベーションが維持できなくなるのは、きついと言えるでしょう。

きついときの改善方法

ここでは、残業60時間がきついときの改善方法を紹介していきますので、参考にしてください。

仕事の優先順位を決める

残業60時間働いている人は、無駄な作業をしている可能性が高いです。

仕事の優先順位を決めれば、無駄が省けて、残業時間の削減に繋がります。

例えば、やることをリストアップして明確にするのが大切です。

リストアップした項目から緊急性と重要度に分けます。

重要度が高く、緊急性がある作業を優先的に行えば、スムーズです。

作業全体を把握するためにも、仕事の優先順位を決めるのが最適と言えます。

残業60時間をつらいと感じるひとは、作業内容を見直してみましょう。

要領が悪い方は、「要領がいい人=頭がいい?【悪い意味とメリットデメリットについて】」を参考にしてみましょう。

残業削減を上司に提案する

残業60時間がきつい人は、残業削減を提案してみてはいかがでしょうか。

残業は個人で削減するにも限界があり、職場全体で取り組めば大きく残業時間を減らせます。

例えば、職場でノー残業デーを決めたり、残業時間を明確にしたりすると、残業削減が可能です。

職場全体が残業削減の意識を持てば、残業時間が減らせます。

残業時間を削減したい人は、上司に残業削減の提案をしてみてはいかがでしょうか。

別の部署に異動願いを出す

個人の能力でも残業時間が削減できないなら、別の部署に異動願いを考えましょう。

残業がきついと心身に影響が出る可能性があるからです。

例えば、残業時間が多い部署は仕事量が多くてきついと言えます。

一方、残業が少ない部署は、仕事量が少なく単調な仕事が多いです。

残業が少ないと無駄なストレスを抱えず、働きやすくなります。

残業がきつくてつらい人は、別の部署に異動するのも考えてみてはいかがでしょうか。

労働基準監督署に相談する

残業60時間がきつくてつらい人は、労働基準監督署に相談も考えましょう。

労働基準監督署は、企業に指導したり、注意したりできるからです。

例えば、企業の中には、サービス残業や賃金を支払わない問題があります。

労働基準監督署に相談すれば、企業に注意してもらえるため、改善される可能性が高いです。

また、労働基準監督署は無料で利用できるため、不安な人でも安心できます。

相談するには、証拠を準備しなければなりません。

残業60時間がきつい人は、残業時間を記録して労働基準監督署に相談してみてはいかがでしょうか。

残業が少ない企業に転職する

残業60時間を改善するには、残業が少ない企業に転職することも考えてみましょう。

長時間労働が多い企業に居続ける必要はありません。

例えば、残業が少ない企業に転職すれば、プライベート時間も充実します。

転職に時間を割けないなら転職エージェントを利用すれば、転職活動がスムーズです。

残業がきつい人は、転職も考えてみてはいかがでしょうか。

おすすめ転職エージェント

残業60時間から逃れたい人もいるでしょう。

ここでは、おすすめ転職エージェントを紹介していきますので、参考にしてください。

doda

転職業界でトップクラスの「doda」です。

登録者数も550万人以上も登録しており、独自の転職支援ツールも豊富で、役立つ情報が豊富です。

求人案件数も豊富なため、自分が希望する企業に出会える可能性は高いと言えます。

サポート期間に制限がないため、自分のペースで転職活動が可能です。

転職フェアやイベントなども定期的に実施されているため、情報収集もスムーズに行えます。

転職を検討している人は、サポートが充実しており、登録してみてはいかがでしょうか。

マイナビエージェント

手厚いサポートで評判が良い「マイナビエージェント」です。

20代の若者に人気があり、30代前半までの登録者数が多い傾向があります。

非公開の求人も多く、マイナビが独占している求人も多いです。

転職支援も充実しており、キャリアアドバイザーの質も高いため、初めて転職する人も安心して利用できます。

転職が決まるまで、何回も利用できるため、質の高いサポートを受けたい人は登録してみてはいかがでしょうか。

リクナビエージェント

転職業界で最大規模の「リクナビエージェント」です。

転職希望する人から人気があるため、知名度があります。

転職対策もしっかりしており、担当者一人ひとりの対応も丁寧です。

面接や履歴書の書き方など不安な人は、無料セミナーが受講できる「リクルートエージェント」を利用してみてはいかがでしょうか。

残業60時間を乗り切る3つの対策

残業60時間の人の中には、転職に踏み切れないかもしれません。

ここでは、残業60時間を乗り切る3つの対策を紹介していきますので、参考にしてください。

休憩時間はしっかり取る

残業60時間を乗り切るためには、休憩時間はしっかり取りましょう。

休まずに作業すると、怪我をしたり、ミスをしたりするからです。

少ない時間でもいいので、休憩時間はしっかり休みましょう。

極端な話、昼休みの15分だけ寝るだけでも、頭がすっきりして生産性が上がります。

後は、どうしても身体がきつくて作業が困難な場合も仕事を休み、しっかり疲れを取るのが大切です。

食事と十分な睡眠を取る

残業60時間を乗り切るためには、食事と十分な睡眠を取りましょう。

長時間労働をする人は生活リズムが崩れがちです。

そのためにも、規則正しい生活を心がける必要があります。

健康的な食事を取り入れ、睡眠時間を長時間確保するのが最適です。

長時間労働は心身ともに疲弊して、病気が発症する可能性が高いので、睡眠をしっかりとり、健康的な食事を意識しましょう。

没頭できる趣味を作る

没頭できる趣味を作るのも、長時間労働を乗り切る対策です。

残業60時間も働いている人は、ストレスが溜まりがちになります。

ストレスを解消するためにも、没頭できる趣味を作るのがおすすめです。

例えば、テニスやランニングなど体を動かしたり、釣りやキャンプなどアウトドアに出かけたりします。

平日はほとんど時間がありません。

休日にできるだけストレス発散するためにも没頭できる趣味を作りましょう。

まとめ

今回は、残業60時間できついと思わない人がやばいことについて解説してきました。

残業60時間の人は、企業平均時間の2倍以上も働いています。

平日は帰る時間が遅く、自由時間はほとんどありません。

プライベートも充実せず、ストレスが溜まり、心身ともに大きな影響を与えます。

長時間労働する人は、十分に睡眠をとり健康的な生活を意識するのが大切です。

残業60時間がきついと感じている人は上述で紹介した改善方法を参考に行動してみてください。

採用担当のご紹介

[ プロフィール ]

大阪出身
製造業界経験3年
派遣業界に強い

[ 職務経歴 ]

採用マーケティングチーム
・Webディレクター
・Webライター
・原稿管理
・出稿管理など

 

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