無期雇用派遣は正社員のようで、皆さんが思いうかべるような正社員ではありません。 会社によっては、現場…
派遣から正社員は難しい?なれる人の特徴・確実になる方法とは?
派遣社員から正社員になることは可能ですが、それは選択によります。
厳しい道のりを選択してしまうと、正社員になれるまでの期間が大きく遅れます。
本記事は、派遣社員から正社員になれる人の特徴~確実になる方法を解説します。
また、正社員を目指す人はポイントを紹介していますので、参考にしてください。
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目次
派遣社員から正社員への難易度は?
派遣社員から正社員になるのは難しいと言われており、理由も下記の通りさまざまです。
❷ 正社員と比較してもスキルや能力不足
❸ 仕事に対して積極性が足りない
❹ 安定して働くことを目標としている
上記の4つの理由は、この傾向が強く見られるという意味です。
派遣社員は、責任ある仕事を任せられることが少ないと判断され、正社員と比較しても能力不足と評価されやすいです。
また、仕事に対しての積極性がないことや安定を目的にしているなど、マイナスな印象を持たれる方が多いです。
しかし、正社員になる方法を十分に理解し、自分が持つ強みや経験をしっかりと企業にアピールすれば、正社員にはなれます。
つまり、上記の4つの傾向通りであると思われるのではなく、しっかりと対応して面接に臨まなければなりません。
派遣から正社員になる方法
ここでは、派遣から正社員になる方法を紹介しますので、参考にしてください。
正社員求人に応募する
当たり前ですが、正社員求人に応募すれば、直接正社員として採用される可能性があります。
求人に応募する際は、自分の強みや経験を企業にアピールすることが大切です。
積極的に応募することで、派遣社員から正社員になる可能性があります。
紹介予定派遣を活用する
紹介予定派遣とは、派遣先企業との契約期間が終了後、同じ企業に正社員として採用されることを前提とした派遣形態です。
6カ月間は派遣社員として働き、その後は就業先の企業の直接雇用となることが一般的です。
事前に派遣元企業の環境に慣れることや、就職活動の負担が軽減されるなどのメリットがあります。
ただ、紹介予定派遣を利用するときは、派遣元企業が自分の希望の条件と合うか確認が必要です。
また、派遣期間中の業務は真摯に取り組み、上司や周りの人とコミュニケーションを取りましょう。
check紹介予定派遣と、無期雇用派遣は全くの別物です!
違いについては、「無期雇用派遣=正社員ではない?向いている人の特徴【完全版】」を参考にしましょう。
派遣先企業で正社員登用される
派遣先企業での業務を適切にこなし、積極的にコミュニケーションを取ることで周りから信頼を得るのが大切です。
例えば、仕事の進捗状況や意見交換を行い、自分の存在や貢献度をアピールする機会を増やすなどがあります。
派遣先企業に正社員登用があれば、業務に真摯に取り組み「正社員になりたい」旨を採用担当者に伝えましょう。
会社によって、正社員までの道のりは様々ですので、早めに確認しておく方が無難です。
派遣元企業で正社員登用される
派遣元企業での仕事を高い品質でこなし、良い評価と信頼を得ることが大切です。
そのためには、優れた業務実績の積み重ね、や派遣元企業とのコミュニケーションが重要と言えます。
派遣元企業で正社員として採用されたい場合は、派遣元企業の求人情報をチェックし、募集の機会を逃さず、積極的に応募しましょう。
正社員として働くメリット
ここでは、正社員として働くメリットを紹介しますので、参考にしてください。
安定した収入が確保できる
正社員として働くメリットの一つに、安定した収入が確保できることが挙げられます。
労働条件に基づいて、一定の給与水準が保証されているからです。
毎月の収入が予測しやすく、生活費や将来の計画を立てるなどの安心感が得られます。
また、厚生労働省の「令和3年賃金構造基本統計調査」によると、正社員は非正規社員よりも年齢に連れて収入が上がる傾向です。
正社員 | 非正規職員 | |
20〜24歳 | 21万6,600円 | 18万3,000円 |
25〜29歳 | 25万900円 | 20万4,000円 |
30〜34歳 | 28万3,700円 | 20万7,600円 |
35〜39歳 | 31万5,900円 | 20万8,300円 |
40〜44歳 | 34万1,800円 | 21万200円 |
待遇や福利厚生が充実している
企業が用意する福利厚生の一例として、下記の通り挙げられます。
- 社会保険や厚生年金の加入
- 家族手当
- 住宅手当
- 持ち株制度
- 健康診断
- 育児休業
- 介護休業
- リフレッシュ休暇
- 宿泊施設
上記以外にも企業によっては、さまざまな福利厚生を用意しています。
福利厚生が充実している企業に就職したい人は、志望する企業に福利厚生があるか事前に確認しておきましょう。
キャリアアップしやすい
正社員に対しての教育や研修制度が充実しいる企業は、特にキャリアアップしやすいと言えます。
資格取得制度のある企業を例に挙げると、従業員が資格を取得するために研修や、「eラーニング」を導入しているところもあります。
また、正社員は非正規社員と比べて、スキル向上の機会が多いです。
プロジェクトに参加したり、若手を育成したりするなど、仕事を任される傾向があります。
企業内での昇進や昇給があり、能力に応じて給与が上がる可能性も高いです。
正社員として働くデメリット
ここでは、正社員として働くデメリットを紹介していきますので、参考にしてください。
働き方の柔軟性が制約される
正社員は労働条件が定められており、所定の勤務時間に従う必要があります。
そのため、自分のスケジュールを自由に調整することが難しくなる場合があります。
一部の企業では、リモートワークやフレックスタイムなど、働き方の柔軟な働き方制度を導入している場合もあります。
しかし、非正規社員と比較すると、ワークライフバランスの調整が難しくなる可能性が高いです。
長時間勤務や休日出勤が増える
仕事の責任や納期の締め切りに追われることがあり、それによって長時間働く場合があります。
また、業界や業種によっては、長時間勤務や休日出勤が求められる企業もあります。
労働時間や休日の取得など、労働条件に関する情報を事前に確認し、自分のワークライフバランスを考慮した働き方を心がけることが大切です。
異動や転勤が指示される
組織の変化に伴い、従業員を他の部署や地域への異動があり、家族や両親と離れる必要が出てくるケースもあります。
一人暮らしで問題がないと思っている方も、新たな環境に順応したりする必要があります。
また、一定期間ごとに異動や転勤が指示されるため、その都度生活スタイルを合わせるのは難しいです。
異動や転勤に伴うストレスや不安を感じる人もいますが、一方で新たなスキルアップの機会が増えます。
正社員として働きたい人は、希望する企業が転勤や移動があるか事前に確認しておきましょう。
正社員になれる人の特徴
ここでは、正社員になれる人の特徴を紹介しますので、参考にしてください。
積極性・成長意欲がある人
正社員になれる人の特徴として、積極性と成長意欲が重要です。
主体性を持って仕事に取り組むことで、新たなアイディアを生み出したり、提案したりできます。
成長意欲がある人は、自己啓発や学習の機会を積極的に増やし、新しい知識やスキルを身につけるために努力します。
これらの特徴を持つ人は企業にとって即戦力となり、企業の成長や発展に貢献できる人材です。
柔軟性がある人
柔軟性がある人は、変化に対応しやすく、トラブルにも対応できる能力があると評価されます。
他にも、新しいシステムや方法を受け入れ、変化に積極的に取り組むこともできます。
柔軟性がある人は、業務上のトラブルや組織の変化に対応できるため、企業から求められる人材です。
適切なコミュニケーション能力
コミュニケーション能力がある人は、円滑に対人関係を築くことができます。
企業はチームで仕事することが多く、自分の意見を述べたり、他人の意見や要望を聞いたりすることが重要視されます。
適切なコミュニケーション能力を持つ人は、問題解決においても効果的な意見を交換し、協力もできます。
そのため、コミュニケーション能力が高い人材は、企業から求められる可能性が高いです。
専門スキルや経験がある人
専門スキルや経験がある人は、入社後すぐに業務に貢献できるため、企業にとって魅力的な人材です。
さらに、専門知識や経験を持つことは、問題解決や意思決定においても役立ちます。
こうした背景からも、専門スキルや経験が豊富な人材は、企業から求められる傾向があります。
正社員になれる求人の見分け方
ここでは、正社員になれる求人の見分け方を紹介しますので、参考にしてください。
正社員実績が記載されている
正社員実績とは、過去に正社員として採用した実績があることのアピールと、「チャンスがあります」といった訴求です。
求人を探すときは、求人情報やウェブサイトなどに正社員実績が記載されているか、確認してみましょう。
未経験可と記載されている
未経験可とは、特定の職種において経験者だけでなく、未経験者も採用する意向を示します。
未経験からでもチャレンジできる機会が提供されているため、応募すれば採用される可能性が高いです。
ただ、自分の能力が企業とマッチしない場合もあります。
求人を探す際は詳細や要件を確認し、自分の条件に合う企業は積極的に応募していきましょう。
人材不足が生じている業界
人材不足を生じている業界は、積極的に人材を採用しており、未経験でもチャンスがあります。
ただ、人材不足があるからといって、全ての求人が未経験者でも採用されるわけではありません。
求人内容や条件を詳しく確認し、自身の能力と経験がマッチするかどうか判断することが大切です。
正社員になるためのポイント
ここでは、派遣社員から正社員になるポイントを紹介しますので、参考にしてください。
積極的に行動すること
正社員は、自分の目標を明確にし、達成するために努力し続ける姿勢が重要になります。
自分が将来どうなりたいのか?何をしたいのか?を、明確に伝えることが必要です。
自分の目標やキャリアプランを具体的に示して、正社員の熱意を伝えましょう。
コミュニケーションを取る
派遣社員から正社員になるケースでは、特に上司や同僚と積極的にコミュニケーションを取り、仕事の進捗や情報を共有しましょう。
また、上司や同僚からフィードバックを受け入れ、改善点や成長するためのアドバイスを積極的に活用するのも大切です。
派遣先企業とコミュニケーションを取ることで、自分の存在や能力がアピールできます。
積極的に関われば、意欲的な姿勢を示せば、正社員として価値が高まるでしょう。
仕事に対して責任感を持つ
任された仕事に責任を持って取り組むことは、上司や同僚から信頼となり、積み重ねることが大切です。
信頼貯金とも言いますが、コツコツと積み上げることを意識しましょう。
さらに、問題解決や改善に積極的に取り組むことで自己成長にも繋がりやすいです。
仕事に責任を持ち、ミスを最小限に抑える努力をすることで、周囲からの評価も高くなります。
スキルや資格を身につけておく
高度なスキルや資格を取得しておくと、周りの人と差別化できます。
さらに幅広いスキルがあれば、自分の能力や適性に合った職種や業界が選べます。
高度なスキルや資格を保有している人材は、派遣先企業でも貴重な人材ですが、正社員でも同じです。
まとめ
派遣社員から正社員になるには、さまざまな方法があります。
確実に正社員になるなら、「予定紹介派遣」を利用するのがおすすめです。
予定紹介派遣は、派遣先企業との契約期間が終了後、同じ企業に正社員として採用されることを前提としています。
ただし、利用するときは自分の希望条件にマッチしているか確認しておくことが大切です。
派遣社員の中で「正社員になりたい」と強い意思がある人は、上述で紹介したポイントを参考に行動していきましょう。