「無期雇用派遣は、長く安定して働ける」と気になっている方も多いのではないでしょうか。 無期雇用派遣は…
【注目!】無期雇用派遣って実際どう?エンジニアを目指す人が知るべきポイント
「無期雇用派遣って実際どう?」と悩んでいるエンジニアの方も多いのではないでしょうか。
雇用が安定しているといわれますが、実際の働き方やメリット・デメリットがよくわからず、踏み出せない方も少なくありません。
本記事は、無期雇用派遣を目指すエンジニアに向けて、メリットやデメリットを詳しく解説します。
またエンジニアが無期雇用派遣を目指す流れを5ステップで紹介していますので、安定した働き方を実現したい方は参考にしてください。
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目次
無期雇用派遣とは?
ここでは、無期雇用派遣について解説します。
- 無期雇用派遣の特徴
- 一般的な派遣との違い
無期雇用派遣が気になる方は、上記の特徴を押さえておきましょう。
無期雇用派遣の特徴
無期雇用派遣は、安定した働き方を実現しやすい仕組みです。
雇用契約が派遣元と期間の定めがない契約を結ぶため、契約終了ごとの失業リスクが避けられます。
給与の支払いも継続されるため、次の派遣先が決まるまでの「空白期間」も収入が確保されやすいです。
無期雇用派遣は、派遣でありながらも雇用の安定と収入の継続性が見込める働き方といえます。
一般的な派遣との違い
無期雇用派遣は、一般的な派遣と比べて雇用と収入の安定性が高い働き方です。
一般的な派遣と無期雇用派遣の違いは以下の通りです。
項目 | 一般的な派遣 | 無期雇用派遣 |
雇用形態 | 有期契約(更新制) | 無期契約 |
雇用の安定性 | 派遣先が変わるたびに終了する可能性がある | 派遣先関係なく雇用が継続 |
給与の支払い | 派遣期間中のみ | 派遣先がなくても支給されるケースがある |
一般的な派遣社員は、派遣先との契約期間が終わると雇用も終了するケースが多く、常に次の派遣先を探さなければなりません。
契約更新されなければ、その時点で仕事も終了します。
一方、無期雇用派遣では、派遣先での就業が一時的に終了しても、派遣元企業との雇用が続きます。
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無期雇用派遣エンジニアのメリット
無期雇用派遣エンジニアのメリットは以下の通りです。
- 雇用が安定する
- 待遇や福利厚生が正社員並みに受けられる
- さまざまな現場で経験を積める
- 未経験やブランクがあってもスタートしやすい
- 自分に合った働き方が実現できる
無期雇用派遣エンジニアに興味がある方は、メリットを見ておきましょう。
雇用が安定する
無期雇用派遣エンジニアのメリットは、雇用が安定している点です。
なぜなら、派遣元と無期限で契約を結んでいるため、派遣先の状況に左右されずに働き続けられるからです。
たとえば、プロジェクトが終了して一時的に待機状態になっても、基本給が支給されるため、収入が途切れません。
派遣先の状況に左右されず安心して働き続けたい人にとって、相性の良い働き方といえます。
待遇や福利厚生が正社員並みに受けられる
無期雇用派遣では、派遣先ではなく派遣元が雇用主になります。
そのため、社会保険、厚生年金、有給休暇、交通費支給など、派遣元が提供する福利厚生を継続的に利用できます。
働く場所が変わっても、待遇が変動しにくいです。
たとえば、大手の無期派遣会社に所属する場合、月給制で給与が支払われ、賞与や退職金制度が用意されるケースがあります。
無期雇用派遣エンジニアは、派遣でありながら正社員並みの待遇を受けながら働けるでしょう。
さまざまな現場で経験を積める
無期雇用派遣エンジニアのメリットは、さまざまな現場で経験を積めることです。
無期雇用派遣では、雇用の安定性を確保しながら、複数の企業や業界で働ける機会があります。
たとえば、物流業界の基幹システムや、医療機関のデータベース管理などさまざまな業界で経験できます。
異なる現場で実務をこなすことで、幅広い開発スキルや課題解決力が身につきやすいです。
未経験やブランクがあってもスタートしやすい
無期雇用派遣エンジニアのメリットは、未経験やブランクがあってもスタートしやすいことです。
無期雇用派遣では、派遣元企業が教育や研修を行う体制が整っている場合が多く、実務経験が浅い人にもチャンスがあるからです。
また雇用が安定しているため、仕事をしながらじっくりとスキルを身につけられます。
ブランクがある人でも、再スタートに必要なサポートを受けられる仕組みが整っています。
教育制度やサポート体制が充実している派遣元企業を選べば、安定した雇用のもとでスキルを積みながら、エンジニアとして着実に成長できるでしょう。
自分に合った働き方が実現できる
無期雇用派遣エンジニアのメリットは、自分に合った働き方を実現しやすいことです。
働く環境や業務内容に柔軟性があり、自分の希望やライフスタイルに合わせたキャリア設計ができます。
無期雇用派遣では、派遣元と安定した雇用契約を結びながら、さまざまな派遣先で働けます。
そのため「スキルを伸ばしたい」「残業の少ない職場で働きたい」など希望に応じた職場を選びやすいです。
派遣元がエンジニアの希望をヒアリングし、マッチする案件を紹介してくれるので安心です。
無期雇用派遣エンジニアのデメリットと注意点
無期雇用派遣エンジニアのデメリットと注意点は以下の通りです。
- 希望の仕事内容や勤務地に就けないことがある
- 派遣先によって仕事内容や環境の差が大きい
- 配属先での立場が不安定に感じることも
- 派遣先によってスキルの伸び方が左右される
無期雇用派遣エンジニアで働きたい方は、上記のデメリットや注意点を考慮してから判断しましょう。
それぞれ解説します。
希望の仕事内容や勤務地に就けないことがある
無期雇用派遣エンジニアのデメリットと注意点は、希望通りの仕事内容や勤務地に配属されないことがある点です。
無期雇用派遣は、派遣元との雇用が継続される代わりに、派遣先はその時点での企業ニーズや案件状況によって決まります。
エンジニアの希望のスキルを考慮して配属先を選ぶとはいえ、タイミングや案件数の都合で、完全に希望通りになるとは限りません。
「絶対にこの業務をやりたい」「この地域でしか働かない」という強いこだわりがある人には、ミスマッチが起こりやすいです。
希望の優先度を整理し、派遣元と事前に話し合いましょう。
派遣先によって仕事内容や環境の差が大きい
無期雇用派遣は、同じ会社に所属しながらも、配属先によって働く環境や担当業務が異なります。
エンジニアとしてのスキルや経験を活かしたいと思っていても、派遣先によっては運用・保守が中心だったり、チーム体制が整っていなかったりする場合があります。
たとえば、同じ業務でも使用する言語・ツール・チーム構成が異なることもあり、慣れるまでに時間がかかるでしょう。
職場の雰囲気や残業の多さなど、実際に入ってみないとわからないこともあります。
配属先の環境に柔軟に対応できる力や、事前に希望条件を明確に伝えておく姿勢が、快適に働くための重要なポイントです。
配属先での立場が不安定に感じることも
無期雇用派遣エンジニアのデメリットと注意点は、配属先での立場が不安定に感じることです。
無期雇用派遣は、派遣元とは安定した雇用関係があるものの、実際に働く配属先企業では「外部スタッフ」として扱われるケースがあります。
周囲が正社員ばかりの職場では、評価や昇進の仕組みが異なるためにモチベーションが保ちづらいです。
プロジェクトや企業によって受け入れ体制や文化が異なるため、適応力やコミュニケーションが求められることがあります。
派遣先によってスキルの伸び方が左右される
無期雇用派遣エンジニアのデメリットと注意点は、派遣先によってスキルの伸び方に差が出ることです。
配属されるプロジェクトの内容や使用する技術、任される業務の範囲が企業によって異なります。
成長につながるような開発業務に関わる現場もあれば、単調な保守作業やテスト業務が中心になることもあります。
スキルアップを重視して配属してくれる派遣元もありますが、希望通りの案件に入れるかはタイミング次第です。
キャリアを重視したい方は、派遣元との定期的な面談で希望や目標をしっかり伝えましょう。
無期雇用派遣が向いているエンジニア
無期雇用派遣は、安定した働き方と柔軟なキャリア形成の両立を求めるエンジニアに向いています。
毎回の契約更新や案件探しの不安がなく、派遣元企業のサポートを受けながら、さまざまな現場でスキルを磨けます。
具体的に向いている人の特徴は以下の通りです。
- スキルの幅を広げたい
- 安定した収入を得たい
- チームで経験を積みたい
- 一人で仕事を探すのが不安な方
無期雇用派遣は「安定も欲しいけれど、成長もしたい」というエンジニアにおすすめの働き方です。
長く働ける基盤を確保しつつ、さまざまな現場で実務経験を重ねたい人にとって、魅力的な選択肢となるでしょう。
無期雇用派遣が向いていないエンジニア
無期雇用派遣は、働く場所や業務内容を自分でコントロールしたいエンジニアには向いていません。
雇用主は派遣元である一方、実際に働く現場は契約状況によって決まります。
そのため、配属の自由度が限られ、希望と異なる業務や勤務地になる可能性があります。
具体的に向いていない人の特徴は以下の通りです。
- 働く業務やスキルを自分で選びたい
- 自社開発にこだわりたい
- 同じ企業やチームで長く働きたい
無期雇用派遣は、安定した雇用とさまざまな経験を重視する方にとっては良い選択肢です。
しかし「働く場所・業務・条件」などを細かく決めたい方には向いていないといえます。
エンジニアが無期雇用派遣を目指す5つのステップ
エンジニアが無期雇用派遣を目指す5つのステップは以下の通りです。
- 自分のスキル・経験を整理する
- 無期雇用派遣に対応した派遣会社に登録する
- 紹介された求人や条件を十分に確認する
- 担当者との面談で働き方や希望を明確に伝える
- 入社後もスキルアップを意識して行動する
無期雇用派遣で働きたいと考えている方は、上記のステップを知っておきましょう。
一つひとつ詳しく解説しますので、参考にしてください。
①自分のスキル・経験を整理する
無期雇用派遣エンジニアを目指すには、自分のスキルや経験を正確に整理することです。
派遣元企業は、エンジニアとしてのスキルや経験をもとに、マッチする案件や派遣先を選定します。
そのため、自分が何をしてきたのか、どのような業務に強みがあるのかを明確に準備ができていないと、希望が通らない可能性があります。
明確に整理された情報は、派遣元とのミスマッチを防ぐだけでなく、希望する働き方とキャリアの実現にもつながるでしょう。
②無期雇用派遣に対応した派遣会社に登録する
無期雇用派遣エンジニアを目指すには、無期雇用制度に対応した派遣会社に登録することが基本です。
無期雇用派遣はすべての派遣会社で実施されているわけでなく、制度を導入している企業を選ぶ必要があります。
また、派遣会社によって扱われている案件の分野やサポートに差があり、自分に合わない会社を選ぶと、希望する働き方が実現しにくくなります。
登録前には、公式サイトや口コミなどを確認し、自分に合った派遣会社を選びましょう。
③紹介された求人や条件を十分に確認する
無期雇用派遣では、雇用は派遣元と契約する一方で、実際に働くのは派遣先企業です。
そのため、求人ごとの勤務地や業務内容、求められるスキルなどが、自分の希望に合っているか確認しないと、配属後にミスマッチが起きる可能性があります。
また、無期雇用という安定性がある分「どこに配属される可能性がある」という側面もあるため、自分にあった求人条件を見落とさない姿勢が重要です。
④担当者との面談で働き方や希望を明確に伝える
無期雇用派遣エンジニアを目指すには、派遣会社の担当者との面談で、自分の働き方や希望条件を明確に伝えましょう。
希望条件をはっきり伝えることで、担当者も希望に合った仕事を紹介しやすくなり、ミスマッチを防げます。
遠慮せずに自分の希望を整理し、共有しておくことで、長期的に働きやすい環境を選びやすくなります。
⑤入社後もスキルアップを意識して行動する
無期雇用派遣では、雇用の安定がある反面、キャリア形成が受け身になりがちです。
「契約が継続しているから安心」と油断してしまうと、新しい技術に触れる機会が減ったり、希望する条件で働けなかったりします。
スキルを磨き続けることで、より魅力的な案件に関わるチャンスが広がりやすいです。
日々の業務に加えて、学習・実践・相談を継続することで、将来のキャリアの選択肢が広がるでしょう。
まとめ
無期雇用派遣は、派遣でありながら安定した雇用と収入を得られる働き方です。
正社員並みの福利厚生を受けつつ、複数の現場で経験を積める点が魅力ですが、希望通りの案件に就けないなどの注意点もあります。
エンジニアとして無期雇用派遣を目指すなら、スキルの整理から派遣会社選び、希望条件の確認や面談準備、入社後のスキルアップまで意識することが大切です。
安定と成長の両立を求める方は、無期雇用派遣を選択肢に入れてみましょう。
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