年間休日120日ってしんどいの?有給、リアルな賛否など「まとめ」

就活や転職活動している人の中で「年間休日120日はしんどいの?」と思う人は、意外と多いです。

休みが多いと、ワークライフバランスが実現しやすいです。

年間休日120日が企業の中でも多いのか、どんなメリットがあるのか知っておけば、1つの目安になります。

本記事は、年間休日120日はしんどいのかを徹底解説します。

また、年間休日120日以上ある業界・職業を紹介していますので、仕事とプライベートを両立したい人は参考にしてください。

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年間休日120日はしんどいの?

ここでは、年間休日120はしんどいのか解説していきます。

就職や転職活動をしている人は参考にしてください。

年間休日105日が最低ライン

年間休日とは、会社が1年間に定めた休日です。

労働基準法第35条によると「

毎週少なくとも1日、4週間を通じて4日以上の休暇を与えなければならない」と記載されています。

ただ、1日の労働時間が8時間なら、1週間に40時間を超える労働をさせてはなりません。

そうすると、労働8時間なら1週間に2日間休日を取得する必要があります。

年間休日の計算方法は下記の通りです。

52週間×40週間=2085.7時間(1年間労働時間)
2085.7時間÷8時間=260日
365−260=105日

 

上記のような考え方もあり、1日の労働時間が8時間なら年間休日の最低ラインは105日です。

年間休日120日は最低休日の105日より15日も多いと言えます。

企業平均年間休日

厚生労働省の「令和3年就労条件総合調査」によると企業の平均年間休日は「107日」です。

労働者1人の平均年間休日数は「115日」と記載されております。

年間休日120日は企業の平均よりも多いです。

労働者1人の平均年間休日数よりも5日多いので、よく休みがあると言えます。

休みが多い仕事を知りたい方は、「休みが多い仕事<高卒でもOK!女性にも大人気な特集!>」こちらを参考にしましょう。

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年間休日120日のメリット

年間休日が多いと「どのようなメリットがあるのか」と考える人もいます。

ここでは、年間休日120日ある企業のメリットを紹介しますので、参考にしてください。

休日の計画が立てやすい

年間休日120日ある企業で働くと、休日の計画が立てやすいです。

年間休日が120日以上あると、土日以外にも休みがあります。

休日が多いと、友人や家族と予定を合わせやすいです。

例えば、友人と旅行に行ったり、家族とドライブに行ったりできます。

友人や家族との時間を大切にしたい人は、年間休日が120日ある企業が最適です。

仕事とプライベートが両立できる

年間休日120日ある企業で働くと、仕事とプライベートが両立できます。

休日が多いと、プライベートが充実するからです。

例えば、長時間労働で休みが少ないとやりたいこともできません。

プライベートが充実しないと、仕事にも支障ができストレスが溜まります。

ミスしたり、仕事を忘れたりして、上司や周りに迷惑を掛ける可能性が高いです。

ストレスが溜まると体にもよくありません。

休日が多いと、仕事もプライベートも両立できるため、充実した日々が過ごせるでしょう。

ストレスがうまく発散できる

年間休日がある企業で働くと、ストレスがうまく発散できます。

休日が多いと、リフレッシュできる時間が多いからです。

多くの方は気づきませんが、仕事をしていると疲れやストレスで心身ともに疲弊します

つまり休日が少ないと、働く日数も多いため疲れやストレスも溜まりやすいです。

しかし、休日が多いと趣味に没頭したり、休んだりすることでしっかりとストレス発散ができます。

休日120日は土日以外にも祝日などの休みがあるので、リフレッシュする機会が多いです。

ストレスがうまく発散できると、仕事に対しても前向きになるので、生産性が向上します。

年間休日120日ある企業だと、ストレスが発散でき、仕事に集中できるでしょう。

離職率が低い傾向がある

年間休日が120日ある企業は、離職率が低い傾向があります。

休日が多いだけでなく、福利厚生も充実しているからです。

例えば、家族手当や特別休暇など幅広い福利厚生を導入していると、従業員の満足度は高くなります。

福利厚生が充実していると、従業員は働きやすいため、退職する従業員も少ないと言えます。

年間休日が120日あると、離職率も低いため、働きやすいでしょう。

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年間休日120日のデメリット

年間休日が多いとメリットは豊富ですが、デメリットもいくつかあります。

ここでは、年間120日がある企業のデメリットを紹介しますので参考にしてください。

給与が少ない可能性もある

年間休日120日がある企業は、給与が少ない可能性があります。

休日が多いため、勤務稼働時間が少ないと考える企業もあるからです。

例えば、企業が日給制を採用していると、休みが多い月だと給与は低くなります。

稼ぎたい人は、年間休日が多い企業で働くと、給与が少ない可能性が高いです。

就職や転職活動している人は、年間休日だけでなく、給与形態も確認しておきましょう。

長時間労働の場合もある

年間休日120日がある企業は、長時間労働の場合もあります。

休日が多いと、働ける時間に限りがあるため、1日あたりの時間が長くなりやすいです。

逆に休みが少ない企業だと、仕事量が多くても1日の稼働時間を減らせます。

年間休日120日ある企業だと、働ける日も限定されてしまい、多くの仕事量をこなすには時間が必要です。

そのため、1日の稼働時間が長くなり、残業が多くなる可能性があります。

残業については、「残業30時間はきつい、つらいと感じるラインなの?実生活のリアル」を参考にしましょう。

残業時間30時間あたりから、長時間労働であると答える割合が高いラインとなります。

有給休暇が取得しづらい

年間休日120日ある企業は、有給休暇が取得しづらい可能性があります。

年間休日が多いため、有給休暇を取得しづらい雰囲気があるからです。

これは正直、企業によるとしか言いようがありませんが、上司からも嫌な顔をされるかもしれません。

年間休日120日以上が多い業界・職業

ここでは、年間120日以上が多い業界・職業を紹介していきます。

就活や転職活動をしている人は参考にしてください。

法人営業

法人営業は年間休日120日以上ある企業が多いです。

クライアントが企業なので、取引先が休みだと営業も休みになります。

そのため、法人営業は休みが確保しやすいです。

また、休みだけでなく、帰宅時間も個人営業とは異なり、早いと言えます。

相手が企業なので、夕方から営業することはほとんどありません。

法人営業は、1つの契約が大きいため、インセンティブが発生し高収入も狙えます。

法人営業おすすめ理由

帰宅時間が早い
プライべート時間が確保できる
インセンティブが大きい

 

メーカー

メーカーも年間休日が120日以上の企業が多いです。

職種も営業、商品企画、研究開発などさまざまあります。

営業なら取引先が商社や問屋などの企業が多いため、休みが多いです。

他の部署でも同様に休日が多いので、仕事とプライベートが両立しやすいと言えます。

メーカーは年間休日以外にも、福利厚生が充実している企業も多いです。

企業経営も安定しているため、待遇面でも満足しやすいでしょう。

メーカーおすすめ理由

収入が安定しやすい
福利厚生も充実している
経営が安定している

 

金融業界

金融業界は稼働日が暦通りなので、土日以外にも祝日が休みになります。

金融業界は、銀行以外にも証券会社や保険会社も含まれており、暦通りの休日です。

ただ、年金相談会や住宅ローン説明会など休日出勤が稀にありますが、代休が貰えるためプライベートが充実できます。

金融業界は休日面だけでなく、安定した高収入が得られるため魅力的です。

金融業界はノルマや責任感がある仕事が多いですが、高収入を獲得したい人には最適と言えます。

金融業界おすすめ理由

安定した高収入が得られる
暦通りの休日
福利厚生が充実

 

情報通信業

情報通信業とは、情報の処理や提供などのサービスを行う事業です。

年間休日も120日以上もあり、土日祝日が休みの企業がたくさんあります。

情報通信業は他の業界とは異なり、需要がなくなることはありません。

そのため、安定した収益が確保しやすいです。

情報通信業おすすめ理由

収入が安定している
将来の不安がない
福利厚生も充実

 

インフラ業

インフラ業には電気・ガスや公共施設の管理などさまざまなものがあります。

ガスや電気など生活に欠かせない仕事なので、収入は安定しやすいです。

休日も120日以上採用している企業が多く、ワークライフバランスが実現しやすいと言えます。

経営も安定しており、従業員に対して福利厚生も充実しているでしょう。

インフラ業がおすすめ理由

福利厚生が充実
仕事とプライベートが両立できる
収入が安定しやすい

 

年間休日120日未満が多い業界・職業

ここでは、年間120日未満が多い業界・職業を紹介していきますので、参考にしてください。

建設業

年間休日120日未満が多い業界は、建設業が挙げられます。

建設業は、休みを増やすと顧客が希望する工期に間に合わないため休みが少ないです。

建設業は人手不足が深刻な業況のため、ますます休みが確保しづらい状況と言えます。

ただ、建設業は仕事が安定しており、高収入が狙える仕事です。

建設業をおすすめ理由

仕事が安定している
高収入が狙える
スキルが身につけられる

 

サービス業

サービス業は個人を相手にする仕事なので年間休日が少ないです。

サービス業は、アパレルショップやホテルスタッフなど幅広くあります。

土日は顧客がサービス業を利用することが多いので、休みを取得するのは難しいです。

そのため、暦通りに休みが取れないため、プライベートが充実しない可能性もあります。

サービス業は、直接顧客から感謝されることが多く、やりがいを感じる仕事です。

サービス業をおすすめする理由

未経験から始められる
平日が休める
待遇や福利厚生が充実

 

飲食業界

飲食業界は、年中無休でサービスを展開しているところが多いので休日が少ないです。

営業時間も長いため、拘束時間も多くなります。

飲食店は土日祝日が忙しくなるため、休みを取得するのは難しいです。

サービス業と同じで、シフト制なので休みを交代で取ります。

飲食店は安定した収入が確保でき、スキルも身につけやすいです。

経験を積めば責任のある立場にもなれます。

飲食業界おすすめ理由

収入が安定しやすい
スキルが身に就く
人との出会いが多い

 

運輸・物流業界

運輸・物流業界は年間休日120日未満の企業が多いです。

トラックドライバーなら長距離や短距離でも休日が変動します。

週1回だけだったり、隔週だったりすると休みが少ないです。

物流業界は近年、人材不足なので、休日が少ない人も多いと言えます。

ただ、仕事の需要があり、安定した収入が確保しやすいです。

運輸・物流業界おすすめ理由

物流の需要が安定している
収入が安定する

 

美容業界

美容業界には、美容室やエステサロンなど幅広くあり、相手にするのは個人です。

顧客の髪の毛をカットしたりセットしたりするなど行います。

美容業界もサービス業に近いので、休みは少ないです。

土日祝に顧客が来店されることが多いので、休みは平日がほとんどと言えます。

美容業界おすすめ理由

スキルが身に就く
人脈が広げられる
収入アップを目指せる

 

知っておきたい注意点

ここでは、求人票に記載されている年間休日120日の注意点を紹介します。

就活や転職活動をしている人は参考にしてください。

土日が休みとは限らない

完全週休二日制は土日が休みとイメージする人が多いです。

曜日が固定されていないと、必ず土日が休みになることはありません。

求人票を見る際は「土日休み・完全週休二日制」が記載されているか確認しましょう。

休日出勤がある場合もある

土日祝が休みの企業でも、休日出勤する場合もあります。

企業が繁忙期なら出勤要請されるケースが多いです。

ただ、休日出勤した場合、代休の取得か休日出勤手当が支払われます。

もし、どちらも貰えない場合は、求人票の情報が虚偽の可能性が高いです。

就活や転職活動をしている人は、あらかじめ採用担当者に確認しておくといいでしょう。

有給休暇が含まれる

年間休日120日の中に、有給休暇が含まれている可能性があります。

ただ、年間休日に有給休暇が含まれると法律違反です。

労働基準法39条に有給休暇は労働義務にある日のみ使用できると定められています。

もし、有給休暇が休日に使用されているなら、法律違反なので労働基準監督署に連絡しましょう。

まとめ

今回は、年間休日120日はしんどいのかについて解説してきました。

年間休日の最低ラインは105日です。

企業平均年間休日も107日なので、年間休日120日は多いと言えます。

年間休日が120日以上もあると、休日の計画が立てやすいです。

仕事とプライベートの両立ができるため、ストレスも溜まらず、しんどくありません。

年間休日120日以上ある企業で働きたい人は、上述で紹介した業界・職業を参考にしてください。

採用担当のご紹介

[ プロフィール ]

大阪出身
製造業界経験3年
派遣業界に強い

[ 職務経歴 ]

採用マーケティングチーム
・Webディレクター
・Webライター
・原稿管理
・出稿管理など

 

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