派遣のWeb面接の準備・マナー・聞かれること
目次
Web面接の特徴
移動時間が不必要
Web面接の特徴としては、自宅で面接を受けることが可能なので、複数の派遣会社への応募なども比較的しやすいです。
昔であれば、各会社の営業所等に移動が必要でしたが、これが不必要となります。
また、対面で話す必要がないので、緊張やその場の雰囲気にのまれることも少ないです。
Web面接は時間にもお金にも優しい、あなたにとってメリットの大きい制度となります。
Web面接の手順1)事前準備
ここを抑えておけば、Web面接に困ることのない情報をお伝えしていきます。
PCかスマホが必須
PCかスマホが必須となる理由としては、Web面接は基本的に顔が見える状態で面接を進めていくことにあります。
派遣社員の場合、電話のみでもOKという会社もありますが、基本的な考えとしてはカメラが必要と覚えておきましょう。
例外として、電波状況や使用するツールの状態が悪い等で接触が悪い場合、電話で対応することが一般的です。
イヤホンがあれば尚良し
イヤホンは必須とは言えませんが、イヤホンの方が話も聞き取りやすく、何より声がしっかりと通る為、使用することをお勧めします。
注意点としては、マイク付きのイヤホンを使う必要があります。
マイク無しのイヤホンの場合、声が届かないトラブルに繋がりますので、持っていない方はムリにイヤホンを使う必要はありません。
場所の確保
Web面接は背景に目がいきやすいです。ゆえに、背景に目立つものが映らないように心がけておきましょう。
例えば、背景にテレビやアニメのグッズなど、目立つものが見えていればそちらに注目がいきがちです。
また、第一印象が大きく変わってしまう可能性もありますので、出来るだけ背景には余計なものは映らないように、対策しておくことがベストです。
履歴書等(必要な場合)
特に派遣やアルバイトでは、履歴書不要な会社も最近では増えていますが、履歴書必須な場合は事前に用意しておきましょう。
また、履歴書不要の場合も職歴を聞かれることが一般的ですので、職歴をすぐに答えれるように用意しておく必要があります。
例えば、「何年に入社し、何年に退社した」など、「いつ入退社した?どの会社に入社した?」についての、入社と退社歴を用意しておきましょう。
いつすべきか、悩んでいる方は「転職のタイミングについて」を参考にしましょう。
Web面接の手順2)見出しのマナー
面接官も気にするマナーについて、最低限抑えておくべき項目をお伝えしていきます。
清潔感を意識
Web面接に限らず、面接は第一印象が非常に大切です。鏡で一度、自分の今の髪型や眉毛を確認しておきましょう。
特に眉毛は、整えることで印象が改善されますので、細すぎたり薄くし過ぎることないように、適度な眉毛に整えておくことが重要です。
派遣のWeb面接だからといって、寝ぐせなどで受けると落とされることもありますので、清潔感は必ず意識しておくべきです。
照明器具があれば尚良し
照明器具を持っている方に限っては、照明器具も上手く使えればより第一印象をよくすることも可能です。
照明器具を持っていない方に関しても、暗い場所より明かりが通る場所で映る方が、第一印象はよく見られる可能性が上がります。
Web面接の手順3)面接開始30分前~開始まで
面接開始前に確認しておくべき項目を紹介していきます。
充電、電波、場所の確認
スマホやPCの充電が十分にある状態か?電波に問題はないか?面接に使う場所の背景、照明は問題ないのか?
まずはこの3つをしっかりと確認しておきましょう。
もし、電波が弱いなどの問題がある場合は、面接の際に「電波が悪く少し止まる可能性がございます」と、事前に伝えておくべきです。
また、電波状況が悪いことが事前に分かっている場合には、場所の変更を事前に計画し、実行するのも一つの対処法です。
カメラの移り具合
ZOOMなど、事前に指定されたツールを使用する際には、URLをクリックすることで、事前にカメラ映りなどを確認することができます。
その際に、自分の身だしについて確認すること以外にも、逆光等の自分がどう見えているのか?についても、確認しておきましょう。
特に逆光がある場合には、第一印象はネガティブに見られる可能性が高く、事前準備を怠っていると評価する面接官の方もいるはずです。
Web面接の手順4)面接のコツ
受かる確率をグッと上げる、面接のコツをまとめていきます。
第一印象を意識しよう
第一印象は10秒で決まると言われるように、最初で大部分の印象が決まってしまうのは、Web面接も全く同じです。
表情と声のトーン、視線を特に意識しておきましょう。表情は笑顔で、声のトーンは明るく、視線はカメラを見ておけば大丈夫です。
よくある間違いとして、Web面接では画面越しで相手の視線を見てしまう人がいます。
こちらについては、カメラを見ることで必然的に面接官の視線を見ていることになります。
派遣は特に熱意が大切
なぜ派遣のみ限定なのかと言えば、派遣の面接は適当に対応される方も多くいてるからです。
運転中にWeb面接を受ける方もいれば、タバコを吸いながら受ける方もいます。
このような方は、当然ながら受かる可能性はほぼないと断言しておきます。
また熱意を語るような方も少ないので、就業意欲が高いことをアピールできれば、大きく採用の確立を上げることができます。
派遣会社側としても、きちんと働いてくれることを第一条件として採用基準が実はあります。
つまり、就業意欲をアピールできれば、大きく採用に繋がりやすいのです。
不合格を避けたい方は、「派遣で落ちる・不採用回避の極意!必ず聞かれる質問と回答【重要】」こちらを参考にしましょう。
よく聞かれること
非常によく聞かれる質問事項をまとめていきます。
希望について
応募した後なのに、なぜ希望を聞かれるの?と思う方もいらっしゃるかと思います。
このような場合は、お仕事応募後に「本当はこんな条件がベストなんです!」と、本当に求めている情報を答える方も多いです。
故に面接官も、応募者にとってのベストなお仕事をご紹介する為にも、質問されることが多いです。
この質問が来た場合は、嘘をつかずに「これがあれば本当にベスト」な条件を答えても大丈夫です。
その他、「他にこんなお仕事はありますか?」と質問して頂いても大丈夫です。
いつ働けるか?
派遣側での準備もありますし、工場派遣の場合は寮の準備も必要なので、いつから働けるかの情報はよく質問されます。
遅いから不合格というわけではなくて、あくまで準備にかかる期間や即入寮希望なのか?を知りたい意図でも質問となります。
こちらも正直に答えて頂いても問題ございません。
Web面接のトラブル・Q&A
よく見られるトラブルをまとめていきますので、トラブル回避に役立てましょう。
カンペを用意しても大丈夫?
派遣の面接に関しては、カンペのようなものをご用意して頂いても特に問題ございません。
むしろ、履歴書不要の場合は職歴の受け答えのみ必要となるのが一般的となります。
事前に用意しておいた方が、印象はグッと上がる可能性が高いです。
機器トラブルが発生したら?
声が聞こえない、通信不良で途切れた、などの機器トラブルが発生した場合、面接官からの指示を待ちましょう。
指示がない場合は、こちらから質問しても大丈夫ですが、トラブルがある場合の対処法は、派遣会社側でマニュアル等があるはずです。
自宅以外での面接はダメですか?
自宅以外でも大丈夫ですが、面接にふさわしい場所を選ぶことが重要です。
周りの声がよく聞こえるような場所であったり、人が通ったりする場所は絶対に選ばないように。
静かで個室が確保できるのであれば、自宅以外で面接を受けても大丈夫です。
派遣なので…気を抜くことはNG!
派遣でのWeb面接となりますが、正社員での面接を受ける感覚で臨んでいただければ、面接官の印象に残りやすいことは間違いありません。
特に派遣なので、気を抜いている方も多い中、一人だけきちんとした対応で応じてくれるパターンは、即合格と判断されることも。
派遣のWeb面接は聞かれることも一定のパターンがありますし、難しい質問は基本的にありません。
リラックスした状態で一つ一つの質問にご回答頂ければOKです。
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スタッフのご紹介
大橋 美咲
大阪出身
製造業界経験3年
派遣業界に強い
採用マーケティングチーム
・Webディレクター
・Webライター
・原稿管理
・出稿管理など